2020/05/18 20:04
ふと、昔旅したインドのことを思い出します。
旅宿の家族は毎朝欠かさず火を灯し、その火で香を焚き、空に向かって手を合わせることを日課としていました。
日本では仏壇のお茶を変え、火を灯し、ご先祖様に手を合わせます。
見えない何かに向かって手を合わせる行為は、人としての秩序を保ち、信仰心を育むための智慧だったと感じます。
何かにすがる為ではなく、自分に関わる全てのものに感謝し手を合わせる。
インド人同様、日本人が古来から幾度となく行ってきた行為です。
仏壇がなければ太陽に。
日が沈めばお月さまに。
曇っていれば万物に。